[Nur Esperanta pagxo]

プラハ宣言アイヌ語版


アイヌ語のみのもの(ローマ字版) (PDF 74KB)



アイヌ語訳を日本語で示したものを含むもの(PDF 146KB)

アイヌ語のみのもの(カナ版)(PDF 443KB)



 プラハ宣言にあるように、エスペラントは、(少数)言語の権利や言語の多様性を支援できるものなので、この宣言を少数言語であるアイヌ語で表現し、プラハ宣言の意義をアイヌ語を通じて知ってもらうことは重要と思います。このアイヌ語版は、2007年に横浜で開催された世界エスペラント大会でも公表しました。
 アイヌ語版については、アイヌ語新聞「アイヌタイムズ」の編集長である浜田隆史氏の全面的な協力をいただいております。
アイヌ語のみのカタカナ版の方はアイヌ語特有の小さなカタカナがあります。これは音節末の子音を示すもので日本語の音韻体系にはないものです。ちなみにアイヌ語音韻用のための小さなカタカナは、2000年のJISの改訂で採用になってますし、ユニコードでもバージョン3.2で採用になりました。MacOS Xでは標準で入力・表示が可能となっていて、バージョン10.3では標準の文字変換プロセッサ「ことえり」でアイヌ語モードが採用になりました。これによりアイヌ語ローマ字からアイヌ語カタカナに変換できるようになってます。Windowsでは時期バージョンVistaで標準で入力・表示が可能となります。また最近の動きとして、2005年8月16日にアイヌ語が言語名コード「ain」としてISO(国際標準化機構)に登録されました。これによりコンピュータの世界でアイヌ語の存在が明らかになりました。